園庭では川づくりが盛んに行われています。
水を汲んで築山から流しいれ、水が川になって流れていきます。下流ではもっと長い川にしようと夢中になっています。
一見、何気ない遊びですがたくさんの力を含んだ遊びです。
経済産業省が「社会人基礎力」を提唱しています。人生100年時代に自分らしいキャリアを生きるために必要な力を示したもので、「前に踏み出す力」「チームで働く力」「考え抜く力」の３つの領域で構成されています。
この川づくりでは「川を作ってみたい」という「前に踏み出す力」を発揮し、「重いバケツを一人じゃ運べないから協力し、水運びと川を広げるチーム、みんなで同じ目的に向かう」という「チームで働く力」。そして「もっと長い川にするためにはどうしたらいいか」という「考え抜く力」を存分に発揮している遊びです。
このように幼児の遊びの中には、大人社会で必要なスキルや基礎となるものを遊びを通して学び、体験を通して身につけていくものがたくさん含まれているんですね～

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